周年記念イベントに運動会を選択するメリット
20年ほど前までは、社内運動会といえば大規模な会社の実施するイベントでした。それが近年になり、中小企業における実施が増えてきていることをご存じでしょうか?その理由は、社内運動会を実施する目的が以前とはかわってきたことにあります。
以前の社内運動会は、「従業員にとって楽しい福利厚生イベント」でしかありませんでした。それに対して近年の社内運動会は、社員同士の交流を通して一体感や結束力を養い、業務に対するモチベーションをアップするといった目的で実施されています。
つまり、会社の理念やビジョンを社員に浸透させるための「インナーブランディング」の一環として、社内運動会が活用されているわけです。これ以外にも、社内運動会にはさまざまな活用メリットがあります。
こちらでは、周年記念イベントとして運動会を選択することで、どのようなメリットが得られるのか考えていきましょう。
メリット1 季節にとらわれず企画・開催できる!
運動会といえば秋に実施するイメージがあると思いますが、周年イベントとして行えば、実施する季節を選びません。会場を室内体育館にすれば、極端に暑い時期や寒い時期でも実施することができます。
つまり、業務上の繁忙期や月末・月初などの時期を避け、参加しやすい時期に実施することができるのです。これらに考慮すれば、日常業務への支障が出ず負担の少ない時期に開催することができ、社員全員の参加が促せます。
メリット2 「参加」を超えた全社員「参画型」の機会が作れる!
周年イベントを実施する際、イベント当日のセレモニーに参加・出席しただけの社員は、たとえそのときに気分が盛り上がったとしても当日だけで終わってしまいがちです。周年記念イベントに社内運動会を企画すれば、そうした社員たちにもそれぞれの役割を与え、参画型のイベントにすることができます。
運動会で行う種目やプログラムを決め、いかに盛り上げていくかを考える機会を与えれば、「自分たちの意思が会社の運営に反映されている」という実感と積極性を養うことができるでしょう。そうした参画型の経験は、会社の方向性を周知し、社員のアイデアを形にしていくということにつながり、普段の業務の中でも生きてくるはずです。
メリット3 周年に絡めた競技や企画との調和性が高い!
運動会のプログラムは、周年に絡めた企画を取り入れやすいというメリットもあります。例えば同じ「玉入れ」という競技でも、30周年記念イベントであれば「30個先に入れたチームの勝ち」、20周年記念イベントであれば、目隠しして回転いすを20回まわしたあとで走り出すなど、いくらでも工夫の余地があるわけです。
工夫を凝らしてその年独自の企画を取り入れることで、よりイベントに対する社員の思い入れが強まり、運動会全体の大きな盛り上がりにつながることでしょう。複雑な企画でなくても構わないので、周年に絡めたプログラムをぜひ取り入れてみることをおすすめします。
メリット4 表彰対象を増やしやすい!
通常の周年イベントにおける表彰の対象は、売り上げが高い営業担当者など、一部の人に偏ってしまいがちです。実際に、「同じ部署の担当者ばかり表彰している気がする」という経営者の方も多いのではないでしょうか?
それ以外の社員は、自分の業務や自分自身が良い評価を得られるという機会がほとんど得られません。一方で社内運動会なら、工夫次第で普段スポットが当たらない人も十分に表彰対象となる可能性が出てきます。運動ができる人はもちろん、借り物競争などの種目を取り入れれば、運動が苦手な人も含めてあらゆる人が表彰の対象となり得るわけです。
たとえ業務上ではなくても、表彰を受けるということはうれしいもの。自分のやったことが会社に評価されているという実感は、会社に対する帰属感やモチベーションのアップにつながるはずです。
せっかく周年記念イベントで社内運動会を取り入れるのであれば、できる限り表彰対象を多くするよう心がけましょう。ちょっとしたものでも良いので、記念品を出すことも大切です。
周年記念イベントの運動会にはメリットいっぱい!
ご紹介したように、周年記念イベントとして社内運動会を取り入れると、実にたくさんのメリットが得られます。部署を横断して社員同士が一緒に何かを成し遂げる際の一体感や結束力は、普段の業務の中ではなかなか得られません。この経験が、普段の業務に対する大きなモチベーションアップにもつながるでしょう。
ただ、経験のない企業様がこれらの準備をすべて行うとなると担当者の負担が大きくなり、普段の業務に支障が出てしまう可能性もあります。当社はこういった社内イベントの企画実績が豊富です。従業員の心を動かすイベント企画・運営をお求めなら、バウンスクリエイティブにお気軽にご相談くださいませ。