【実施例!】運動会のコロナ対策〜Withコロナ時代の運動会“受付編”〜
皆さんこんにちは!「運動会プロジェクト」スタッフの稲森です。
まだまだ暑い日が続く中でマスクの着用、大変ですよね。
しかし徐々に涼しくなってきて運動会の季節が近づいて来ます。
“運動会プロジェクト”にはwithコロナ時代の運動会開催に向けて、どの様な対策方法、競技を行えばいいか、企業様はもちろん学校関係者の方からも沢山のお問い合わせをいただいてます。
我々でもコロナ問題を黙って見ているわけにはいかない、ということでどうすればいいかじっくり考え、コロナ対策を万全に行なった運動会を開催しました。
今回は丸善インテックアリーナ(大阪市立中央体育館)様の全面協力をいただき、7月30日に「コロナ対策運動会」を実施しました!
この記事では会場の設営から来場者が運動会に参加するまでの流れに沿って、具体的な対策を一つずつご紹介していきたいと思います!
Ⅰ.オープン前〜スタッフの体調管理〜
運動会にかかわらず、人が集まるイベントを行うにあたって重要なのが会場にいる全員の体調の把握。
“運動会プロジェクト”ではまず初めにスタッフから徹底して調査し、体調の把握と管理を行います。
消毒
まずはじめに会場の設営や搬入を行う前にスタッフ全員が手指の消毒を行います。
そして次に当日に使用する全ての道具を消毒します。競技で使用する触れる機会が多い道具から会場内のドアの取手まで、人の手が触れるモノ全てを消毒します。消毒液は惜しまず、ふんだんに使用します。
検温
出勤前に自宅で検温、出勤後の設営前にスタッフ同士による検温を行います。
体温が37.3°以上の場合はイベント当日であっても参加できず、自宅待機をしてもらいます。
問診票
咳や体の怠さ等の体調不良の有無、直近での海外渡航歴や同居者の体調について記入していただきます。
また、もしも会場内でクラスターが発生した場合、関係者を早期に特定する為に氏名と連絡先も記入していただきます。
Ⅱ.受付開始〜来場者の体調管理〜
消毒
まず、来場者が入場する際には手指の消毒を行なってから会場に入って頂きます。
会場内にウィルスを持ち込ませない為に欠かせない工程となっている為、少し遠くからスタッフがチェックしています。
もちろん、会場の入り口だけでなくトイレなどの至る所でアルコール消毒ができるように設置しています。
検温
そしてもちろん来場者にも検温をしていただきます。
“運動会プロジェクト”では人と対面しないサーマルカメラによる検温を導入しています。
対面式のスタッフによる検温より人同士の接触が少なく、スムーズに検温を行えることが利点となっています。
画面内に表示される枠内に顔を合わせるだけで1秒もかからずに検温が可能となっています。
問診票
手指の消毒を終え、体温に問題がなければ問診票の記入へ。自分の体調を把握しておくのは大切なことですね。
咳や風邪のような症状だけでなく、運動前に自分の身体のコンディションを知ることもできて一石二鳥です。
問診票を記入する際も消毒済みのペン立てと使用後のペン立ての2種類を用意し、間接的な接触による感染への対策を行なっています。
問診票を記入する際のテーブルにはアクリルパーテーションによる仕切り板を設置。
書く位置が決められている事で不意の密集を防ぎます。
受付
コロナウィルスへの対策として挙げられるソーシャルディスタンスの確保。
受付などの列へ並ぶ待機中では2mの間隔をとっています。
人が集まる場所には必ず、間隔を開けてもらうための案内標識を設置しています。
運動会の受付時でスタッフと来場者が対面する際はアクリルパーテーションによる仕切りを設けています。
動き回ることが多く、直接来場者の対応をする案内スタッフ等はアクリル板の代わりにマスクとフェイスシールドを着用しています。
受付ではチームごとのカラーのマスクと軍手を配布し、感染症対策と同時にチームカラーで揃えたアイテムで一体感を醸成します。
マスクのデザインはチーム名や会社のロゴなどもプリントすることが可能で、運動会が終わった後も繰り返し使用することができます。
運動会では競技の際に道具などを使用するので共通のモノに触れる機会が多いです。
その為、運動会で使用する道具は全て事前にアルコール消毒をしています。
さらに、競技に参加する際はマスクと共に配布する各チームカラーのカラー軍手の着用を義務化。
軍手の着用により怪我の防止だけでなく、道具に直接触れずに競技を楽しむことができ、マスクと同じカラーでチームとしての見栄えも良くなります。一石三鳥で大活躍です。
まとめ
コロナウィルス対策を行った運動会を紹介しましたが、対策によって多くのメリットが生まれています。Withコロナの時代において、諦めるのではなく上手く対策をしながら付き合っていく新しい方法を考えていかねばなりません。
この記事を通して少しでも多くの運動会を開催していただけると幸いです。
もちろん、コロナ対策運動会の運営やノウハウの提供など運動会に関することなら我々“運動会プロジェクト”にお任せください。